MPSについて
MPSとは、「Milieu Programma Sierteelt 」の略称であり日本語で「花き産業総合認証」花きの生産業者と流通業者を対象とした、
花き業界の総合的な認証システムです。
花きの先進国オランダで環境負荷低減プログラムとしてスタートしました。2004年に花き流通業のISOと呼ばれる認証システム「Florimark」と合体。
さらに、「EurepGAP」のベンチマーク認証となり、鮮度・品質保証、労働環境と認証の幅を広げています。現在、世界約30カ国、4500団体が認証を取得しています。
MPSの最大の特徴は、花きの生産だけで完結せず、流通と一体となって業界全体での双方向的な取り組みが可能である点です。
MPS-ABCについて
MPS-ABCは、5つの環境負荷要素(農薬・肥料・エネルギー・水の使用状況および廃棄物の分別状況)を登録し審査を受けた生産者に与えられる認証です。
登録したデータを活用することで、生産状況の数値管理や経営分析、コスト削減などに役立てることが可能です。
認証取得後は、ロゴマークの使用が可能となります。
■2009年MPS-ABC取得
MPS-Qualityについて
MPS-Qは生産出荷する花き生産物の品質向上と収穫から出荷までの商品管理体制の整備、トレーサビリティの保証を認証するシステム認証です。
管理項目ごとに定められたチェックリストの内容を実行・継続することによって認証を受けることができます。こうした認証に参加することによって、
経営の効率化や、従業員のモラルや意識の向上に役立てることが可能です
※ MPS-Qは2006年3月にオランダMPS財団によって施行されました花き生産者による鮮度・品質管理に特化したISOともいえる国際認証です。
■MPS-Q チェックリストの項目
- 経営改善計画
- 人材計画と組織に関する要求事項
- 書類の記録及び管理
- 顧客満足度調査の実施
- クレーム対策
- 日持ち試験の実施
- 購買(仕入)計画の策定
- 収穫、選別、包装時チェック
- 生産物の貯蔵・保管
- 販売手順と記録保管方法の整備
- 出荷時のチェック
■2011年MPS-Quality取得
鮮度保証・品質管理などを認証取得し、現在(2011-14年期間)国内では当社だけになります。
活動について
■社長から経営計画書の確認や、人材計画案の聞き込み ■農薬庫の調査
■生産現場にて責任者に生産基準調査 ■パートさんに生産及び出荷基準の聞き込み
■生産現場にてスタッフに生産基準調査
■販売手順と記録保管方法の一例